院長 土橋 義房

昭和33年7月に北海道の空の玄関、千歳市で生まれました。
父の転勤で札幌、東京、函館と移り住み、函館中部高校に入学しました。
ちょうどその頃、どくとるマンボウシリーズの北杜夫、劇画ブラックジャックの手塚治虫、日本初の心臓移植を小説化した渡辺淳一、精神科医の加賀乙彦と医者の肩書きを持つ作家が活躍しており、文系志望の私が医学に興味を抱くきっかけとなりました。
北大理類に入学、理学部に進みましたが、夢を捨てきれず弘前大学医学部を再受験しました。津軽富士と呼ばれる岩木山の裾野に広がる、四季折々の自然に彩られた東北の小京都・弘前での学生時代は私の財産です。とりわけ、春の弘前城のさくらはこの世のものとは思えぬ美しさで、当クリニック名はさくらの都・弘前への永遠の憧れを象徴しております。
卒業後、そのまま弘前大学医学部産婦人科に入局しました。多くの診療科の中から産婦人科に決めたのは、学生実習でお産に立ち会い大感動したのがきっかけでした。
当クリニックでは妊婦健診やお産は扱いませんが、中島みゆきさんの「誕生」は私のテーマ曲です。
平成13年4月から北大産婦人科所属となり、市立千歳市民病院産婦人科で3年2ヶ月勤務後、開業いたしました。
これからじっくりと時間をかけて、地域住民の女性が心身ともに健康な生活を送れるよう、質の高い、心のこもった婦人科医療を提供して行きたいと思います。そして、真の意味での〔婦人科かかりつけ医〕になりたいと思います。宜しくお願いいたします。